連合茨城

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会長の部屋

『2019春季生活闘争で「賃上げ」の流れを、
        さらに大きなうねりに!』

連合茨城会長 内山 裕

  寒暖の差が激しい日々ですが、皆さん体調は如何ですか。また、花粉症の方は大変な季節になってきました。私も花粉症ですので、憂鬱な毎日となりそうです。体調管理には、十分にご留意ください。

今年の、水戸市「偕楽園」の梅の開花状況を見てみました。2月1日()現在で、120本(4.54%)が開花しているようです。2月16日()から3月31日()は「梅まつり」が開催されます。日頃の疲れを癒しに、訪れてみてはいかがでしょうか。

 さて、春の取組みであります「2019春季生活闘争」が、いよいよ本格的にスタートします。連合茨城も、2月4日()に茨城県経営者協会に対して「2019年春季生活改善労使交渉等について」とした要請書を提出し、これから労使論議を通じて社会に向けて発信すると共に、構成組織との連携を深めながら、様々取組みを展開して参ります。

 連合はこれまでの間、長期にわたるデフレ経済によって広がった様々な格差を是正し、持続可能な社会・経済の実現に向けた取組みを進めて参りました。春季生活闘争への参加・賃上げ獲得組合が広がるとともに、「大手追従・大手準拠などの構造を転換する運動」が一定程度浸透するなど成果を上げてきましたが、社会全体を俯瞰(ふかん)したとき、企業規模や、雇用形態などの格差は依然として縮まっていないのが現状であると認識しています。「経済の自律的成長」「社会の持続性」を実現するためには、公務・民間にかかわらず、すべての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」による継続した所得の向上を実現するとともに、社会保障と税の一体改革の実現の取組みなどにより将来不安を払拭することで、消費の拡大を図っていくことも不可欠です。

加えて、労働組合の有無にかかわらず、一人ひとりの働きの価値が重視され、その価値に見合った処遇が担保される社会を実現していくことも重要です。そのためにも、賃金引上げの流れを継続・定着させるとともに、足下の最大の課題である中小組合や短時間・有期雇用労働者等の賃金を「働きの価値に見合った水準」へと引上げていく必要があります。2019春季生活闘争はその足がかりを築いていく年と位置づけ、賃金の「上げ幅」のみならず「賃金水準」を追求する闘争を強化する事としています。

あわせて、人手不足が深刻化し、働き方改革関連法が成立した中、個別企業労使にとって「人材の確保・定着」と「人材育成」に向けた職場の基盤整備が従来以上に重要課題となっています。正規労働者、短時間・有期雇用労働者を問わず、長時間労働を是正し、個々人の状況やニーズにあった多様な働き方を選択できる仕組みを整えていく事も重要です。

昨年の第196回通常国会で「働き方改革関連法案」が成立しました。労働時間の上限規制や同一労働同一賃金などの法律が201941日から、施行されます。法律はあくまでも最低限のルールです。労働組合の有無にかかわらず、誰もが守るべき社会のルールです。「働き方」は、産業・企業・職場によって様々であり、現存する「働き方」に改善を加える事が出来るのは、職場を熟知する労使にしかできません。労使が職場実態に真摯に向き合い、双方が納得のいくまで話し合い、課題を解決する事で「すべての労働者の立場に立った働き方」が、はじめて実現すると思っています。

 春季生活闘争は、賃金・一時金のみならず、労働協約、さらには職場環境、安全衛生、ワーク・ライフ・バランスや事業の競争力につながる経営戦略も含めて、多岐にわたり労使論議を展開する場であります。

 すべての働く仲間の「底上げ」が図れるよう、連合茨城に結集する皆さんと、最後まで粘り強く取組んで参りたいと思います。ともに頑張りましょう!!

  2019年2月6日

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