メルマガvol.23号 2017年10月5日 連合の日 発行
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連合島根メールマガジン
vol.23号 2017年10月5日 連合の日 発行
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毎月5日は連合の日です。
いよいよ衆議院選挙が近づいてきました。現在の「一強政治」に終止符をうち、
連合が目指す「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて島根1区では亀井亜紀子を
推薦し全力で取り組みます。
政党合流や新党設立など状況は混沌としていますが、一喜一憂することなく「労働者の
声を国政へ」届けることを変わらぬ目標に頑張りましょう。
さて、今回の執筆は県内の高校教職員で構成する島根高教組の黒崎委員長です。
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島根高教組で執行委員長を務めております黒崎と申します。
私たちは県内の高校、特別支援学校の教職員で組織する職員団体です。一般の皆さんが
イメージされるであろういわゆる教員の他にも、事務職員や図書館の司書、環境整備に
当たる技術職員、特別支援学校で介助や調理、寄宿舎での生活指導に当たる職員など、
様々な職種の仲間がおります。
昨年から「働き方改革」という言葉が使われ、官民問わず各方面で議論がなされています。
学校に関しても文部科学省が中教審に諮問をし、8月には緊急提言が出されるなど検討が
進められています。議論のもとになっているのが、昨年行われた教職員の勤務実態調査で、
中学校教諭の6割がいわゆる過労死ラインを超えているとの結果です。
実はその10年前の同じ調査でもかなりの時間外勤務があったのですが、是正への議論は
残念ながら盛り上がりませんでした。今回はメディアでも大きく取り上げられ、連合総研
からも研究報告がされるなど社会全体で論じられるようになっており、大変心強く感じて
います。
私自身は高校の教員ですが、都市部に比べて塾・予備校、社会体育といった基盤が弱く、
進学や部活動で実績を上げる有名私立高校もない島根県では公立高校にかかる期待は大きく、
自ずと仕事量も増えています。一方でそれがやりがいにつながっている面もあります。
今回の議論で、少しでも働きやすく、また充実した教育活動ができるようになればと思って
いますが、内閣改造で文部科学大臣が交代したかと思えば、この度の衆議院解散で国会での
関連法案審議も遠のきそうで、改革の動きが停滞しそうなのが心配です。
(文責:事務局長 原田)
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