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メルマガvol.103号 2024年6月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン vol.103号 2024年6月5日 連合の日 発行
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今日は5日、「れんごうの日」です。
今月は、JP労組島根連絡協議会 岸本 武士議長からの寄稿です。

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【多様性を尊重し、皆が「働きたい、働きたい!」と思える職場をつくろう!】

皆さん、こんにちは。私は、連合島根で副会長およびジェンダー平等推進委員会の委員長を務めております、JP労組の岸本武士と申します。
副事務局長時代にも1度寄稿させていただき今回で3度目となる寄稿ですが、前回・今回は副会長ということで、私の順番は必然的に6月にやってきます。まるで運命のごとく、6月が連合の定める「男女平等月間」であることにちなみ、今回もジェンダー平等の推進に向けた取り組みについて寄稿させていただきます。

さて、最近では知らない人はほぼいなくなった(?!)ジェンダーギャップ指数ですが、日本は世界125位(2023/6発表)と過去最低の水準となってしまい、特に「政治・経済の分野での改善が弱い」と分析されています。一方、日本国内でも「都道府県別」にジェンダーギャップ指数が公表されていることを皆さんはご存じでしょうか?!
「地域からジェンダー平等研究会」がインターネットで公表している『都道府県版ジェンダーギャップ指数』の調査結果によりますと、島根県は【行政:5位】【教育:26位】【政治:37位】【経済:14位】となっています。これらの結果を見た皆さんの感想はいかがでしょうか。
特に、政治の分野では「県内自治体に女性首長がいないこと」「県議や市町村議会における女性議員比率が低い」ことなどから、『女性の政治参画に課題が見られる』と寸評されています。女性議員等が少ないことだけをもって正しいとは思いませんが、議会の場に「女性の声を着実に届けることのできる」環境を整えることは重要ではないでしょうか。

話題は変わりますが、私たちJP労組は24春闘において「子の看護休暇」について、①取得上限期間を“小学校3年終了時まで”に延長、②無期雇用の時給制契約社員にも有給の扱いを適用する、と『法改正に先立った拡充』を会社に決断させました。これも、女性組合員から多く挙がっていた「声」を労働組合として交渉テーブルに乗せた成果といえます(子の看護休暇の拡充を求める声の割合が、圧倒的に女性が多いこと自体は改善すべき課題でもあるのですが・・・)。
このように、男女共同参画の取り組みの一つでもある「ワーク・ライフ・バランス」は、組合員の声を基にした労使交渉・労使協議の積み重ねによって進んでいくのは間違いありません。女性の声に留まることなく、様々な環境・背景を抱えている仲間の声を丁寧に把握し、働きやすい職場を実現することが離職防止につながると思います。

「働きたい、働き続けたい!」と思える職場を皆でつくっていきましょう!

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≪トピックス≫
●女性のための全国一斉集中労働相談ホットライン
 6月4日(火)~5日(水)10:00~19:00

●2024ジェンダー平等推進研修会
 6月8日(土)13:00~、出雲ロイヤルホテル

●2024平和行動in沖縄
 6月23日(日)~25日(火)、沖縄県那覇市他

 

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【編集・発行】
 連合島根 http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/shimane/

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