メルマガvol.101号 2024年4月5日 連合の日 発行
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連合島根メールマガジン
vol.101号 2024年4月5日 連合の日 発行
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今日は5日、「れんごうの日」です。
今月は、UAゼンセン島根県支部 島田 一英支部長からの寄稿です。
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昨今「多様性」について耳にすることが増えた。
あらためて、多様性を検索すると、「それぞれの人々が持つ多種多様なバックグラウンドのこと」であり、「性別や年齢、国籍、障がいの有無、性的指向、宗教・信条、価値観などが異なる人々の属性を尊重する考え方」のことであると記載されている。
元々日本人の特性として、1つの価値観や従来の固定概念に右へならえをすることがヨシとされ、「和をもって尊しとなす」の考え方の強い日本人には概ね苦手な分野であろうと私は思っている。
よく「クセが強い」と言われている大阪人も一種の多様性である。同じ価値観に集まることを良しとせず、個性を表に出すのでクセと言われるが当人たちには全く違和感がないのだ。
昔と違い長い距離を人が行き来する現代では、多様性は避けては通れない。まず「自分とは異なる価値観の存在を知る」事からはじめてはどうだろうか、「昔からそうだった」や「そうに決まっている」等、ちょいちょい耳にする言葉であるが、これは自分以外の価値観を受け入れない無意識の偏見「アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)」ともいえる事であろうと思う。
狭い範囲の価値観にとらわれ、そのことに気づかずにいると、会社の中の事しか知らない「社会人になれない会社員」や「世の中の感覚と乖離してしまった政治家」に知らないうちになっている、などはこの典型である。
時代は進んでいる「風の流れを読む」ことで多くの生物が延々と命をつないできた、「生き延びていけるのは賢者ではなく変化に対応できたモノである」
労働界も経済界も、時代の風を読む時が来ている。拡大路線一本だった時代の価値観はもう通用しない。様々な個性を持つ多様な人を生かす社会や、従来の大都市一極集中から地方の潜在的な力を生かすことも多様性であり、将来の進む道であろうと思ふ。
知らんけどw
(浪速の商人(あきんど))
──◆◇ トピックス ◆◇───────────────────────────────
●島根県中小企業家同友会との懇談会
4月11日(木)、ホテル白鳥
●第95回島根県中央メーデー
4月27日(土)14:30~15:30、くにびきメッセ
(プレイベント14:00~14:30)
※各種出店およびデモ行進は行いません
●衆議院島根1区補欠選挙
4月28日(日)投開票(期日前投票4月17日~27日)
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