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メルマガvol.93号 2023年8月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン
vol.93号 2023年8月5日 連合の日 発行
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今日は5日、「れんごうの日」です。
今月は、島根県高等学校教職員組合 服部智香書記長からの寄稿です。

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働き方改革が巷間をにぎわせて久しくなりますが、学校現場の長時間労働の是正はなかなかすすみません。誰もが問題意識を抱えながらも、次から次へと現れる業務と格闘しながら日々過ごしています。この問題が解決の糸口を見いだせない理由は、社会的変化といった外的要因も多々あると思うのですが、そもそも学校には従来のやり方を踏襲する職場風土が厳然として存在しているし、生徒の成長につながるならと無理をして頑張ろうとする教師の精神構造も大いに係わっているのではないかと思っています。かといってブラックのイメージだけが一人歩きをして、教員の魅力が語られなくなるのも問題です。私自身は大変だけどやりがいのある魅力的な仕事だと思っています。

私たち教師は授業を行うだけではなく、教材研究、テストやプリントの作成、採点、通知表や調査書の作成、さらには生活指導、進路指導、保護者への対応など授業以外にもたくさんの業務を抱えています。それに加えて学校運営に関わる事務作業、各種会議、校内行事の準備・運営などといった業務もあります。

また、部活動の顧問をしている場合は平日の放課後、休日と指導をし、大会の引率も 行います。出張に出かけているときの授業は他日に振替となるので、出かける機会が多くなるとそれこそ大変なことになります。正直言ってきついと思うときも多々あります。それでも続けられるのは、生徒の成長を間近に感じられるし、毎日が感動に溢れているからです。生徒が新しいことに挑戦する姿を見てはどきどきし、失敗して落ち込む姿を見ると心を痛め、何かを成し遂げたときには一緒に喜ぶ、心が動かされないときはないように思います。そして桜が咲き始めるとやってくる別れの時に生徒はたくさんの感謝の思いを届けてくれます。別れを惜しんで悲しむことができる関係性を築かせてくれた生徒に感謝の気持ちでいっぱいになります。この偉大なる瞬間があるからこそしんどいことがあっても働き続けられるのだと思います。

とはいうものの、働き方改革は早急に実現させなくてはならない課題です。誰もが働き続けられる誰にとっても働きやすい環境づくりの実現にむけて、組合としてできることを確実に重ねて取り組んでいこうと思います。

──◆◇ トピックス ◆◇───────────────────────────────

●2023平和行動in広島
 8月5日(土)~6日(日)、広島市他

●2023平和行動in長崎
 8月8日(火)~9日(水)、長崎市

●連合島根青年委員会夏季交流研修会
 8月26日(土)~27日(日)、雲南市吉田町他

●益田市議会議員選挙
 8月20日(日)告示、27日(日)投開票

 

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【編集・発行】
 連合島根 http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/shimane/

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