メルマガvol.6号 2016年5月5日 連合の日 発行
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連合島根メールマガジン
vol.6号 2016年5月5日 連合の日 発行
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今日は5日「連合の日」です。
GW期間中の「子どもの日」で、家族サービスやお子さんとの触れ合いを
楽しんでいる方も多いと思います。
世界ではまだ1億6800万人の子どもが労働に従事し、その多くが危険・有害な
労働に従事しているとのこと。将来を担う子どもたちがきちんと教育を受け、
健康的に暮らせる社会をつくることが現役世代の私たちの使命ではないでしょうか。
連合島根でも「児童労働の撲滅に向けたレッドカードアクション」から取り組みを
スタートしました。機会があれば連合島根のFacebookも覗いてみてください。
政治への参画はもちろん、「他人まかせ」にせず、自分でできるところから
取り組んでいきたいものです。
さて、今月号の執筆担当は井本副会長(山陰電力総連会長)です。
産業や生活の基盤となる電力産業で働く仲間でつくる産別ですが、
4月から電力の小売自由化もスタートするなどを取り巻く環境も
大きく変化しています。
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みなさんこんにちは連合島根副会長の井本です。
まずは、4月14日から熊本・大分で相次いで発生した大地震で被災された方々に
お見舞い申し上げますとともに、一日でも早く普段通りの生活を取り戻すことが
できるよう心から応援したいと思います。
さて、今日は5月5日「こどもの日」です。
端午の節句でもあり男の子の日というイメージがありますが、祝日としての意味は
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
という日だそうです。
皆さんご存知でしたか?
恥ずかしながら、私は「母に感謝する」日とは知りませんでした。
ところで、ある調査で5月といえば?という質問をしたところ、
トップ3は「ゴールデンウィーク」「こどもの日」「五月病」だそうですが、
私たち労働者にとっては「メーデー」ですよね。
メーデーは本来5月1日に行われてきましたが、近年はできるだけ多くの人に
参加してもらえるように4月の休日や祝日に開催するなど工夫をしています。
今年の連合島根中央メーデーは4月29日に行いました。
多くの組合員の皆さんに参加していただきありがとうございました。
ここで、おさらいということで少しメーデーの歴史について触れておきたいと思います。
メーデーの起源は、1884年にアメリカの労働組合が5月1日を期して
8時間労働制要求のゼネストを行うことを決め、最初の行動として86年5月1日に
「8時間の労働、8時間の休息、8時間の教育」をスローガンとして
ストライキなどを行ったことに始まり、89年のインターナショナル創立大会で
5月1日を「労働運動の日」に設定したそうです。
日本においては、1920年(大正9)に東京で第一回のメーデーが行われ、
36年から戦争の影響で中断していましたが、46年(昭和21)に復活して以来、
毎年各地で開催されています。
以前のメーデーでは、労働者の権利を獲得するための争議のための決起集会の
要素が強かったようですが、現在は労働者の親睦を図るための祭典という要素も
多くなってきています。
現在、労働組合の組織率は約17%といわれており、年々低下しています。
組合組織を維持・拡大することにより、より多くの労働者が安心して
働くことのできる社会にしていかなければなりません。
より多くの労働者とメーデーの祭典が共有できるよう、
今後も組織拡大に努めていきましょう。
(文責:事務局長 原田)
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