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メルマガvol.86号 2023年1月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン
vol.86号 2023年1月5日 連合の日 発行
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今日は5日、「れんごうの日」です。
2023年最初の寄稿は、連合島根 成相善朗会長による年頭のあいさつです。

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新年あけましておめでとうございます。
今年も連合島根の運動に対し、ご支援をいただきますようお願いいたします。

さて、昨年は新型コロナウイルス感染症が第8波にまでおよび、ロシアがウクライナに侵攻し21世紀になってもなお戦争の悲劇が繰り返され、燃料をはじめ原材料費の高騰に円安が追い打ちをかけ、物価高騰による急性的なインフレを引き起こしています。
また、令和3年分の国税庁調査では、給与所得者5270万人のうち年収200万円以下の人は全体の21.4%。さらに、200万~300万円の割合14.8%で給与所得者の4割近くが年収200万円台以下であり、日本の労働者の5人に1人以上が年収200万円以下という実態が明らかになりました。
いままで進めてきた市場原理、新自由主義による日本的経営の方向性が安い労働力を求め続けてきたこと、グローバル社会と働き方改革という美名に名を借りた労働者の分断が招いた結果に他なりません。
同一労働同一賃金制度がスタートして2年が経過しました。「最低賃金を上げると労働時間を減らす、扶養控除を求め労働時間を調整する」など制度の趣旨と異なる動きが進んでいます。
すべての労働者にとって、当たり前の給与とは何か?普通に生活できる年収はいくらなのか?
いま、みんなが問いかけて見なければならない課題です。
そして、平和が脅かされ、足元の生活が脅かされています。

労働組合がよく使う言葉に「連帯」という言葉があります。「連帯」とは関心や目的を共通の認識とし、必要に対して複数の個人が協力し相互に支援する絆を表し、団体、結社など個人の間のヨコのつながりとなり、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の精神が根幹であると言われています。
いま、世界においても国内においても戦争や飢餓をなくす、格差と貧困をなくしセーフティーネットをつくるためにも「連帯」が必要になっていると感じています。
そして、このことは、助け合うことから始まり、政治を動かすことまで続きます。

2023春季生活闘争は、すべての労働者の「生活防衛」の闘いであり、2023統一自治体選挙は地域で生活する人々の「生活改善」の闘いです。連合島根は、これらの取り組みに全力を傾注するとともに、社会や地域の皆さんと深く連帯できるよう運動を進めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

──◆◇ トピックス ◆◇───────────────────────────────

●連合島根第66回地方委員会
 1月19日(木)、労働会館

●2023連合島根新春旗開き
 1月19日(木)、ホテル白鳥

●西部地協2023春季生活闘争開始宣言集会・新春旗開き
 1月21日(土)、浜田ワシントンホテルプラザ

●中部地協2023春季生活闘争開始宣言集会・新春旗開き
 1月28日(土)、ラピタウェディングパレス

 

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【編集・発行】
 連合島根 http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/shimane/

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