連合島根は働く人の応援団!労働組合結成のお手伝いや仲間づくり、労働相談などを行っています!

メルマガvol.71号 2021年10月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン vol.71号 2021年10月5日 連合の日 発行
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今日は5日、「れんごうの日」です。今月は3名の方からの寄稿です。

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【国公総連島根県協議会 田代 博之議長】

『“STOP温暖化”出来る事から始めよう!
 ~みどりの食料システム戦略と未来の島根SDGs~』

近年、島根県内においても台風や大雨による災害は、甚大な被害をもたらし、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。気象被害は数十年に一度と言われる暴風雨が今や毎年のように各地で猛威を振るい、深い爪痕による悲しみと驚きが隠し切れないところです。

国内の食料生産地では、農作物等に多くの被害が発生し、これによる農産物価格高騰が我々の家計にも影響を及ぼしています。更には、新型コロナ感染症による経済への悪影響が追い打ちをかけ生産者にも大きな痛手となっています。この異常気象の要因とされる地球温暖化を防ぐためには、温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが重要であり、国内はもとより地球規模での理解醸成と各分野での技術革新が必要です。

このような中、農林水産省は2050年までの政策方針「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに農林水産分野の二酸化炭素の排出量ゼロ(日本4%)、有機農業の面積拡大、化学農薬の使用量を半減など、将来にわたって持続可能な食料生産の資材・エネルギーの調達や流通、加工、消費者へのサイクルを目指すこととしました。この目標を達成するため、同省は2022年度予算概算要求関連に約95億円を新規計上し、生産者、事業者の取組を後押しする取組を強化します。また、「SDG’s=持続可能な開発目標」実現のためには、我々ひとり一人が、今、何が出来るのか?何をすべきか?を考える事が重要です。環境に優しい小さな取組の 積み重ねが将来に渡る環境保全にも繋がります。

連合島根の構成組織は一体となり、愛着のある自然豊かな郷土を次世代に受け渡すべく希望がつながる持続的な社会を実現するため、知恵を活かし人や社会・環境などに配慮した身近な活動に取り組みましょう。

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【島根県私鉄バス・ハイタク労働組合協議会 内田 智己議長】

皆さんこんにちは。島根県私鉄バスハイタク協議会の内田です。コロナウィルス感染症の流行はまもなく2年を迎えようとしています。私たちの働く公共交通は、住民の皆様の移動の確保という使命のもと、又政府や行政などの要請もあり、運行維持と感染防止の徹底をはかってきました。一方で、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置などの影響で、人々の移動が制限され、又、感染予防のために外出を控える等利用者の減少により、厳しい経営を続けています。

このような状況下で、自治体からの支援や国からの雇用調整給付金等、支援を受けて運行を継続しているものの、路線の廃止や賃金の減額など働くものへの影響が拡大しています。私たちは、社会生活に欠かせないエッセンシャルワーカーとしてコロナウィルスの感染にさらされながら運行を維持しています。しかしながら、ワクチン接種しかり、事業への支援しかり、国はエッセンシャルワーカーとして支援を行っていないのが現状です。私たちは、安心して利用してもらうため、生活の多くを我慢し働いているのです。

このような中で、いよいよ衆議院議員選挙が行われます。自助に頼り切ったコロナ対策、アベノミクスから始まった経済至上主義、軍事力増強、沖縄基地問題、安保法制の改悪による戦争できる国作り、福島原発事故を顧みない原発政策など、安倍総理から菅総理と続いた、新自由主義と金持ちの為、アメリカのための政治から私たち国民に寄り添える政権を作る大きなチャンスです。自助から公助の社会へ、公共への投資、人への投資、エッセンシャルワーカーへの支援、公共交通による街作り、戦争しない出来ない国への回帰など私たちが幸せを享受できる社会を作っていくためにも、なんとしても政権交代を果たさなければなりません。約9年に及ぶ安倍・菅政権の悪夢の自公政治から、立憲民主党を中心とした新たな政権を目指して、島根県私鉄協議会は頑張ります。

多くの仲間の皆さん、共に闘いましょう。

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【島根県高教組 梶田 悦伸執行委員長】

みなさん、こんにちは。島根県高等学校教職員組合(島根高教組)の梶田と申します。島根高教組は、島根県内の公立の高校・特別支援学校に勤務する教職員で構成する 労働組合です。

人によって様々な捉え方がありますが、学校は、子どもたちの学びの場であると同時に、夢や希望を語る場でもあると思います。授業はもちろん、いろいろな活動をしながら、子どもたちが夢や希望に向かっていく力を育てるとともに、教職員も夢や希望を叶える力を蓄える必要があると思っています。ただ、時代の変化は速く、若い頃の学びを使い回して対応できる時代ではなくなりました。私たち教職員も子どもたちのために新たな学びを取り入れていかなければなりません。

しかし、「学校の働き方改革」はなかなか進まず、研鑽や子どもたちと向き合う時間が取れない、または取りにくい状況が続いています。コロナ禍にあっても、子どもたちのために少しでも充実した学びや活動の場を提供したいとの思いから、息をつく暇もなく、苦しんでいる教員はたくさんいます。また、教育魅力化の名の下に、地域との連携が求められる島根県にあって、予算や事務管理の面から学校を支える事務職員も否応なく多忙化の波にさらされています。

子どもたちに接する教職員は、より良い学びを提供したいと願って活動しています。そして、私たち高教組は、教職員が働きやすく、一人ひとりの能力を存分に発揮できる環境づくりを目指しています。待遇が改善され、働きやすい環境が整うことで、子どもたちの育ち、学びにも必ず良い影響があると信じて活動しています。

高教組のこと、公立学校のことを少しでも知っていただければ幸いです。

──◆◇ トピックス ◆◇───────────────────────────────

●浜田市長・市議会議員選挙
 10月10日(日)告示、10月17日(日)投開票

●安来市議会議員選挙
 10月17日(日)告示、10月24日(日)投開票

 

(文責:副事務局長 青木) 
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【編集・発行】
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