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メルマガvol.68号 2021年7月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン
vol.68号 2021年7月5日 連合の日 発行
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【7月は、連合島根・組織拡大強化月間です】

今日は5日、「連合の日」です。
今月は、JR連合島根県協議会 飯國永睦議長からの寄稿です。

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【大雨災害への備えについて考える】

今年も7月となり、梅雨も後半に入ってきます。ここ最近は曇天が続いており、あまり雨の気配は感じられませんが、あと2週間もすれば梅雨の末期になり、毎日「雨」に気を遣う鬱陶しい時季となります。また、同時に、災害の発生が心配される頃にもなります。
昨年も、県内の「江の川」では、7月14日に下流域の「川平地区」「桜江町田津地区」で氾濫が発生し、8地区、約3,200世帯の約6,000人に対し避難指示が出されました。
更には15日から19日にかけては、梅雨前線が山陰地方に停滞し、各地に大雨を降らせたため、県内各地で浸水被害が発生し、不安と恐怖を感じられた方も多 かったのではないかと思います。
このような「大雨災害」は毎年繰り返されており、江の川水域では、3年前の西日本豪雨の際にも浸水被害が出ています。あらためて、「災害用品」の備えの必要性と「避難意識」を根付かせる重要性を感じざるを得ません。

ところで、ご存じの方も多いと思いますが、今年の5月20日に「災害対策基本法」が改正されました。これまで大雨災害等の発生が懸念される場合に発令されていた避難情報について、「避難勧告」と「避難指示」(何れも警戒レベル4)が「避難指示」(警戒レベルは4のまま)に一本化され、避難勧告が無くなりました。
また、警戒レベル5の「災害発生情報」は、警戒レベルはそのままで「緊急安全確保」という名称に変更されました。
そして、内閣府・消防庁では【警戒レベル4の「避難指示」が出るまでに、必ず避難しましょう。】と呼びかけを行っています。一見すると、これまでの避難情報と変わらないのではないかと思われますが、気を付けなければならないことは、レベル5の「緊急安全確保」は発令されない場合がある。とされていることです。つまり、従来の様に「避難情報」に頼って悠長に構えるのではなく、【危険を感じたら直ちに非難をしましょう!】ということを強調しているわけです。
なんとなく、「自己責任」を押し付けられているようで、あまり良い思いはしませんが、皆さんは如何感じられるでしょうか?

と、ここまで書いておきながら、ふと我が身を振り返って考えました。【その時に、果たして自分は「何時」「誰」と「何処」に「どの様」に避難したら良いのか】ということを。
我が家には高齢の母もいるうえ、愛犬もいる。とりわけ今は「コロナ禍」の真っただ中ですから感染対策もしっかり準備しなければならない。等々 ・・・本当に 避難出来るの?
やはり「自分ゴト化」は大切です。過去の災害を教訓に、自分の周りの「防災対策」も真剣に考えなければと、反省を込めながら想いを巡らす今日この頃です。
多分、皆さんは大丈夫でしょうが・・・。

 

──◆◇ トピックス ◆◇───────────────────────────────

●地域産業労働懇談会
 7月26日(月)、島根労働局
●夏休み子ども自然観察会
 7月31日(土)、雲南市吉田町「連合の森」

 

(文責:副事務局長 岸本)
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【編集・発行】
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