第31回地SUN地SHOW祭りの様子
連合島根は、平成27年11月22日(日)松江市くにびきメッセ大展示場において、「第31回地SUN地SHOW祭り」を開催し、今年も5,000人を超える来場者で大いに賑わいました。当日は好天にも恵まれ、10時30分のオープン前には1,000名以上の行列ができました。オープンと同時に、県産「こめタマゴ」1,000パックの無料配布を行いましたが、約20分で無くなるほどの盛況でした。
この祭りは、消費者の皆さんに島根県内農産物、特産品の消費拡大や連合島根構成産別・単組企業(団体)で生産・製造されている製品のPR展示による、地場産業や地場製品に対する県民理解や利用促進などによる地産地消運動の推進を図り、また食生活への改善や食育への理解促進など食育運動への推進、さらには連合島根が取り組む国民的課題克服に向けた運動への理解促進を目的として開催し、「食料・農林漁業・環境を考える環境フォーラム」「島根県食育・食の安全推進協議会」「島根農政研究会」から後援をいただいています。
「地SUN」のSUNは、本来の『(生)産地』に加え『産業』、イベント内容の「見る・食べる・遊ぶ」の『3』、『山陰』、『太陽(サン)』など、無限の可能性を秘めたイベントにしたい希望の意味を、また、「地SHOW」のSHOWは、地場産品の消費拡大を進めていくという本来の『地消』に加え、イベントを一つの『SHOW』 ととらえて様々なアピールを展開していく意味を込めています。
~主な催し内容~
(1)島根農林漁業産品即売コーナー
JA労組を中心に地産地消を基本に野菜をはじめとした農林水産品や加工品など多くの出品をいただきました。売れ行きは、その場で食して楽しめるもの物を中心に早々と売り切れるブースも出るなど概ね良好でした。
(2)地産地消まんぷく食堂街コーナー
ご飯もの、汁ものなど地元食材を使用しての自慢のグルメが各ブースを飾りました。各参加組織の協力で例年並みの品ぞろえができました。特に今回は、隠岐地区会議から地元でも一部地域でしかなじみのない「サザエのみそ汁」の販売があり、磯の香満載のレア商品が話題となりました。
(3)地元産業PR・展示即売コーナー
今回は、今まで参加のNTT、日本通運、労福協(労金・労済)に加えて、一畑バスと市営バスから路線バスを出展いただきました。初登場の2台のバスは、チビッ子たちのあこがれの的。にわかチビッ子運転手さんとお父さんお母さんで賑わっていました。
(4)家族ふれあい・イベントコーナー
連合青年・女性委員会がじゃがバターを出店と「まめな君」など2体のぬいぐるみをまとい、チビッ子たちとのスナップショットの無料サービスを行いました。また、「kotonoha(ことのは)」ミニライブでは、にわかファンも含めた多くのファンで大盛況。その後に行った松江隠岐地協による「餅まき」は、ライブ直後のkotonoha(ことのは)のお二人にもご協力を得て、隠岐の障がい者就業支援施設で加工された餅900個をわれ先に拾おうとする人々で大賑わいでした。
(5)食育・食の安全推進コーナー
連合島根も構成組織である島根県食育・食の安全推進協議会主催の「しまね食育まつりinまつえ」として同時開催。今回は10周年記念企画として、日本料理店「賛否両論」のオーナーシェフである笠原将弘氏による「家庭における和食」と題しての講演会や子供向け体験講座など多彩な催しと食育に関する様々な体験コーナーを設置し、多くの来場者で賑わっていました。
近年の農林水産業を取り巻く環境は、非常に厳しい状況にありますが、連合島根では、「地SUN地SHOW祭り」を通して、地産地消を促進し、安心・安全な食物を提供する運動、さらには食育を推進する運動を継続していきたいと思います。