連合島根は働く人の応援団!労働組合結成のお手伝いや仲間づくり、労働相談などを行っています!

メルマガvol.16号 2017年3月5日 連合の日 発行

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連合島根メールマガジン
vol.16号 2017年3月5日 連合の日 発行
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今日は5日「連合の日」です。

早いもので3月になり県東部では4月の松江市と出雲市の市長選・市議選に向けて
動きが本格化してきました。働く者の代表として連合推薦候補全員を市議会へ
送り出しましょう。一方で、市長選挙は両選挙とも無投票の可能性が高いと
言われています。自治体の将来を決める重要な選挙で政策論争が聞けず有権者に
選択肢が示されないのも如何なものかとの声も聞かれます。

さて今回の執筆担当はJR連合の広澤委員長です。
JRと言えば6月17日から運行される「瑞風(みずかぜ)」が話題になっていますね。
予約殺到で当分乗れそうもありませんが・・

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連合島根で執行委員を仰せつかっておりますJR連合の廣澤です。

JR西労組は昨年暮れ結成25年を迎えることができました。
歴史を少し振り返りながら組織の紹介をしたいと思います。

1987年4月に、「世紀の行政改革」と言われた国鉄改革が断行され、7万6千名
もの仲間が鉄道を去るという犠牲を伴いながら、希望と不安の渦巻く中で
JR各社が発足しました。

しかし、労働組合の民主化、再編の闘いはJR発足後も続き、改革から4年
8ケ月を経た1991年12月6日に新生JR西労組が誕生しました。

国鉄時代からの労働組合の離合集散の不幸な歴史に終止符を打ち、組合員と家族、
会社、社会に対して責任を果し得る労働組合を結成することができました。
当時の「組織統一に関する調印書」には、「私たちは、再び不幸な歴史は繰り
返さないことを誓い、JRと関連する企業に働く労働者の総結集を目指す」
との決意が唱われています。

「対立と協力」を基調に責任ある企画提案運動を進め、阪神淡路大震災をはじめ
幾多の苦難を乗り越えてきました。結成当時の組織率76.2%が今日では、
93.6%まで向上し、4万名以上のJR西日本グループに働く仲間が結集する
組織となりました。

しかし一方で、2005年4月に福知山線列車事故、2006年1月に伯備線触車事故
という悲劇を発生させてしまいました。
当事者の労働組合として事故を防げなかった責任を痛感し、反省と教訓を胸に刻み、
安全確立を最優先に位置付けて全力で取り組んでいるところです。

毎年1月24日には「安全の集い」を開催し、事故後入社した組合員を中心にして、
事故を風化させない活動として、集い・安全碑献花行動を続けてきています。

先輩方の努力や社会の多くの方々のご協力で、今の私たちがあるということを
肝に銘じ、人口減少や労働力不足などが進む今後の不透明な時代において、
将来において地域の公共交通を担う機関として、働く仲間との連帯を強め、
地域との共生をこれまで以上に重視した運動を進めてまいります。

今後とも変わらぬ皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

 

──◆◇ 今月・来月の連合島根の主要日程 ◆◇────────────────────

●3月15日
 連合島根第315回執行委員会(労働会館)

●3月18日
 2017春闘勝利!島根県中央総決起集会(県庁前広場)

 

(文責:事務局長 原田) 
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【編集・発行】
 連合島根 http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/shimane/

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