お 知 ら せ ・ 呼 び か け
冤罪事件をあつかった映画『ザ・ハリケーン』
2000年6月から7月に日本でも上映された映画『ザ・ハリケーン』は、アメリカにおいて天才ボクサーと言われたルービン・カーターさんが人種的偏見によって殺人犯にされ、終身刑を受けてから無実を晴らすまでの実話を映画化したものです。カーターさんは現在、カナダで冤罪者保護のための活動をしており、カナダを訪れた部落解放同盟の役員と出会い、狭山事件を知り共感し、連帯の意志を表明しています。この機会にそのようなことも広く紹介してくださるようお願いします。
(1999年10月29日 狭山事件の再審要求中央総決起集会に寄せられたメッセージ)
私たち、冤罪者保護協会および私は、狭山事件における正義の実現を求めて、
皆さんが開催された本集会が本当に意義深いものと思います。
この恐るべき冤罪に対して国際的な関心を呼び起こすための皆さんの取り組みが
成功することを祈っています。
踏みにじられた正義を取り戻すことを求める皆さんの闘いに、
私たちも連帯しています。
今このときに皆さんとともにいることはできませんが、
その思いにおいて皆さんとともにいます。
冤罪者保護協会・ルービン・カーター