連合茨城ニュース                     更新日
                    2014.8.11



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 平和行動 in ナガサキ

 8月8日(金)~10日(日)、連合主催の「平和行動inナガサキ」が開催され、連合茨城から26名が参加しました。8日(金)は長崎県立総合体育館で行われた「連合2014平和ナガサキ集会」に参加しました。9日(土)は平和公園で行われた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加した後、連合長崎がガイドを務めるピース・ウォークで、原爆落下中心地講演・長崎市平和公園を巡りました。

連合ナガサキ集会(2014高校生平和大使の皆さん) 浦上天主堂遺壁(ピースウォーク)
 
 原爆落下中心碑(ピースウォーク) 参加者の皆さん




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 平和行動 in ヒロシマ

 8月4日(月)~6日(水)、連合主催の「平和行動inヒロシマ」が開催され、台風の影響であいにくの雨模様でしたが、連合茨城からは27名が参加しました。5日(火)は連合広島がガイドを務めるピースウォークと「連合2014平和ヒロシマ集会」、6日(水)は広島市主催による「平和記念式典」に参加しました。被爆地・広島はこの日、69回目の原爆忌を迎えました。二度と同じ悲劇を繰り返さないよう、語り継ぎ、考え、行動していくことが大切であると感じました。

 
あいにくの雨の中でのピースウォーク
    
茨城県中央メーデーで平和を祈り折った鶴を手向けました 参加者の皆さん



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 茨城県知事との政策懇談会

 7月24日(木)午後3時から水戸市三の丸ホテルにおいて、茨城県橋本知事と連合茨城との政策懇談会が開催されました。茨城県からは、橋本知事をはじめ、商工労働部長、女性青少年課長、空港対策課長、医療対策課長など10名、連合茨城からは和田会長をはじめ、副会長、政策担当執行委員、地域協議会議長など17名が出席しました。
 橋本知事と和田会長のあいさつの後、6つのテーマ【①企業誘致を通じた雇用創出等について(秋庭副会長)、②男女共同参画社会の形成について(吉田副会長)、③茨城空港の就航対策の推進について(久保田土浦地協議長)、④医療従事者の人材確保・勤務環境改善について(菊池執行委員)、⑤「いばらきの森づくり」の推進について(三屋執行委員)、⑥公共交通の整備促進について(桑名常陸野地協議長)】について、意見を交換しました。

 
茨城県 橋本知事 あいさつ  連合茨城 和田会長 あいさつ  会場の様子 
 
①について提起する秋庭副会長  ②について提起する吉田副会長 ③について提起する久保田土浦地協議長 
   
④について提起する菊池執行委員 ⑤について提起する三屋執行委員  ⑥について提起する桑名常陸野地協議長 



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 KNT47 in IBARAKI(古賀会長とニューリーダーの直接対話)

 7月20日(日)、労働福祉会館5階第4会議室において、連合 古賀会長と茨城の産別を代表する若手リーダーとの対話会が開かれました。この対話活動は古賀会長が全国47地方連合会をまわり、これからの社会や労働運動を担う若い人たちと直接話をし、現在の悩みや課題、今後の活動について意見交換を行っているもので、昨年10月から始まり、茨城は19ヶ所目となります。
 対話は①若年層の活動の活性化について、②連合に期待することを主なテーマとして、自由に発言し、それに対して古賀会長が答える形で進められ、「もう一度労働運動の原点に戻り、組合員と真摯に話し合い、一緒になにかを作り上げていってほしい」などと話されました。



対話会の様子
連合 古賀会長 

参加者の皆さん





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 第1回構成組織代表者会議

 7月12日(土)午前10時から茨城県労働福祉会館5階において、「第1回構成組織代表者会議」を開催し、構成組織、特別参加組織から書記長・事務局長23名が参加し、第1部講演会・第2部分科会の形式で行いました。
 第1部は連合 副事務局長木村裕士氏を講師に「働くことを軸とする安心社会」について講演いただきました。第2部は「連合茨城2014~2015活動方針について」を統一テーマとし、3つの分科会に分かれて意見交換を行いました。連合がめざす「働くことを軸とする安心社会」を実現するために連合茨城は、1.組織の強化と拡大、2.政策・制度要求、3.労働条件の改善、4.政治活動、5.地域社会の連帯、6.組織と財政の確立を6本の柱としており、それに対する取り組みや要望や悩みなどについて意見を出し合いました。分科会形式という事で活発な意見交換が出来ました。皆さんから頂いた意見をもとに、今後の活動に活かしていきたいと思います。

   
 第1部の様子(講師 連合木村副事務局長)  分科会1班
 
分科会2班 分科会3班



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 連合茨城女性委員会職場見学 ~日本ナショナル製罐(株)~

 7月10日(木)午後1時30分~JEC連合傘下の日本ナショナル製罐(株)工場見学の後、労働組合三役・女性組合員と連合茨城女性委員会で意見交換を行ないました。
 日本ナショナル製罐は飲料用空缶の製造販売の会社です。「6S(作法・躾・整理・整頓・清掃・清潔)で活き活き会社」をモットーに“なぜ、きれいにするのか”を考え行動しているそうです。「金属加工工場」から「食品容器工場」への意識改革を行い、掃除はほうき、ちりとり、モップを廃止し、掃除機を使い、床はタオルクロスで全て手拭きし、リーダーが率先して行っています。作る人たちは変わらないが、働く人たちの意識が変わった事により、平成23年5月23日に1日での最高生産数1,310パレット約810万缶を生産し、日本一の製罐会社になりました。
 また、意見交換会では①女性社員数と内訳、部署について②非正規雇用者の組織化について③待遇改善や勤務条件等の改善交渉について④組合員の学習会・研修会について⑤仕事と生活の調和について、の5点について意見を出し合いました。

 
意見交換会の様子 日本ナショナル製罐で生産している空缶一覧




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 2014平和行動inオキナワ

  ~「願う」平和から「叶える」平和へ~
 
 6月23日(月)から25日(水)の期間、今年の連合平和運動のスタートとなる「2014平和行動 in 沖縄」が開催され、連合茨城からは13名が参加しました。23日は午後3時より那覇市民会館で開催された「2014平和オキナワ集会」に出席しました。集会は、第1部の柳沢 協二氏による基調講演が行なわれました。第2部は平和式典が行われ、連合の神津事務局長などから挨拶がありました。
 24日は連合沖縄青年委員会メンバーのガイドによる「ぴーす・フィールドワーク」と、「米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求める集会」が行われ、集会後は県庁前から牧志公園に向けて、国際通りをデモ行進しました。参加者たちは、「ひめゆり平和祈念資料館」や「平和祈念公園」など実際に現地に足を運び自分の目で耳で学習し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを改めて認識することとなり、今後の平和活動を推進するための良い機会となりました。

「2014平和オキナワ集会」の様子(挨拶をする連合沖縄大城会長) 米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求める集会」の様子
デモ行進の様子 参加者の皆さん


 < 参加者 感想文 >

 平和集会に参加させていただきありがとうございました。平和式典・ピースフィールドワークで戦争の悲惨さを学び、絶対にこんなことを繰り返してはいけないと強く思いました。特に旧海軍司令部壕やひめゆりの塔など、戦争の跡を実際に見るのは初めてだったので衝撃を受けました。沖縄戦があったことは知識として知ってはいましたが、日本で唯一の地上戦があり、一般市民の犠牲者のこんなにも多いことは知りませんでした。沖縄の人々がこんな悲惨な経験をしているにも関わらず、普天間基地問題・日米基地協定の問題などいまだにさまざまな問題を抱えているということを目の当たりにし、どこか無関係だなどと思っていた自分が恥ずかしくなりました。今回の平和行動で学んだことを職場の方々に伝えていきたいと思います。集団的自衛権の行使や基地の移転など変化が起きている今、平和活動・政治に関心を持ち、しっかりとした知識を持って問題に向き合っていきたいです。(情報労連NTT労組水戸大町分会 鈴木 彩也夏)


 この度は、2014年連合平和行動に参加させて頂きありがとうございました。行われる場所が沖縄と言うことで、行ったことのない土地、そして初対面の方達との行動との事でしたので、初めは少し不安でしたが皆さん気さくな方ばかりで不安な事なく、楽しく参加できました。さて、それでは今回の平和行動の内容ですが、私にとって初めての経験ばかりで学ぶことの多いものとなりました。まず、大きなホールでの47都道府県の方達が集まっていた事に驚き、沖縄の現地の人の言葉に耳を傾け、私自身の考えと言うものをしっかりと持たなければ、と思わされました。その後に行われた親睦会は、今回集まった茨城県から参加している皆さんとたくさんお話ができたのでとても参考になるお話ばかりでした。美味しい沖縄料理と現地のお酒、現地の人が歌う沖縄の唄、それぞれが合わさりとても楽しかったです。では、2日目の感想ですがあいにく天気は悪く雨が降っていましたが、色々な場所を巡らせて頂きました。ひめゆりの塔や、平和記念公園など戦争に関連した、施設をガイドさんの解説つきという事もありとても詳しく知ることができました。ひめゆりの塔では長い階段を下り山の中をくり抜いた様な構造で、これを人力で作ったと聞いて作業をした人たちはどういう思いで、何を考えて掘っていたのかなど考えながら歩いていた為か、何かが語りかけてきている様な気がしました。気のせいですかね。平和記念公園では、たくさんの名前が書かれた慰霊碑を目の当たりにして、改めてこんなにもたくさんの人のこの先にも続いていたであろう人生が断ち切られる、それは無念であったろうと容易に想像することができました。最後に総括として、とても意義のある物となりました。沖縄はとても暑かったです。ありがとうございました。JP労組 飯岡 直也)



 沖縄は、日本国土の0.6%の土地に米軍基地が75%も点在していることを初めて知りました。戦後も米兵による事件や、騒音被害、墜落などの危険性など多くの問題を抱えています。戦地であったからこそ、戦後69年経った今も尚、苦しみや悲しみから逃れられないでいることも事実であることに驚きました。沖縄は、戦争で唯一住民が巻き込まれた場所として知られていますが、言葉では言い尽くすことが出来ないほど酷く、悲惨な現状であったこと、その時代を生きるだけで精一杯だったにもかかわらず、戦争体験者は、現在も尚苦しんでいること、“生きることは罪”とさえ感じている人がいることに、ショックを受けました。戦争体験談を語る人が減っていく現在、“見て”“聴いて”“感じた”私達は、一人でも多くの人に伝えていくことが大事であり、“戦地”であった沖縄を知って欲しいと思いました。戦争は、風景を変え、建物を破壊するだけでなく、人間の心を意図も簡単に変えてしまいます。“死とは”“生とは”“人間とは・・・”とても深く考えさせられました。又、二度と戦争を繰り返さないようにしていくことが大事であると思いました。(連合茨城女性委員会 自治労・県職連合 青木幸子)



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 つくば市民大学
  協同組合間連携企画 女性職員セミナー「組織で生きる女性の働き方」


 6月20日(金)午後3時30分から、つくば市民大学(中央労金つくば支店5階)において、パルシステム茨城、全労済、ろうきん、労福協、連合茨城で働く女性25名が参加して、「組織で生きる女性の働き方」と題したセミナーが開催されました。
 
トークセッションの様子(右が講師堀江さん・発表者が連合茨城中根さん)  ワークショップでの発表の様子 


まず、NPO法人ArrowArrow代表 堀江由香里さんによる「なぜ、今女性の労働力は必要とされているのか?」と題した講演があり、『女性社員が活躍する場を提供するのは「福利厚生」ではなく「経営戦略」。女性の様々なライフイベントに左右されない働き方をするために、まずは自分の行動を振り返り、変えてみる。固定概念を捨て、今までのやり方を疑ってみる。ワーク・ライフ・バランスには個人も企業も努力と責任が必要で、それぞれが今ある枠を飛び越える。皆さんの一歩が組織を変えていきます。』と話されました。
 その後、参加者を交えてのトークセッションで、「仕事と子育ての両立で大変だったことは?」の堀江さんの質問に対し「急に熱が出たり、感染症にかかってしまったりして保育園に預かってもらえず、仕事を休まなくてはならなかったこと」、「閉店ぎりぎりに来客があると迎えが間に合わなくなる」「仕事が残っていても、迎えに行かなくてはならないので、帰宅するしかない」などの発言がありました。また、「仕事をしていく上で大切にしている事は何か?」の質問に対し「まわりの人に感謝する。また、子どもの事を周り人に話しをして、コミュニケーションを取るようにしている」などの発言があり、「それはとても良いこと。職場でのコミュニケーションを密にしておくことで、何か起こったときにも周りが柔軟に対応してくれる」と堀江さんからアドバイスがありました。
 最後にグループに分かれてワークショップを行い、職場内での問題、子育てと仕事の両立のメリット・デメリットなどを出し合い「キャリアマップ」を作成・発表しました。それぞれの職場の、さまざまな問題や働き方などについて意見交換ができ、中身の濃い充実したセミナーとなりました。

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 連合茨城医福労連学習会


 6月10日(火)午後1時30分から、茨城県労働福祉会館大会議室において、連合茨城医福労連(電機連合・自治労・ヘルスケア労協)主催による、「2014医療学習会」が開催されました。
 学習会は、連合茨城医福労連構成組織、自治体推薦議員など60名が参加し、「地域の医療・看護を考える」をテーマに、2つの講演と看護師の方を中心とした対話集会を行ないました。
 学習会は宮本恵一幹事長(自治労)の司会で進められ、医福労連・舘野誠議長(ヘルスケア労協)、連合茨城・日下部事務局長からあいさつを受けた後、講演に移り、はじめに、「血液事業の概要」と題して、まず、武井 浩充氏(茨城県赤十字血液センター 献血推進課長)から、日本赤十字社の血液事業とはどういうものか、また、献血とは「健康な方から自発的に無償で血液を提供いただくこと」である、といった話や、血液事業の歴史と背景、しくみ、現状などについてお話しいただきました。引き続いて、谷川 道浩氏(茨城県赤十字血液センター 学術・品質情報課長)から、輸血用血液製剤の安全対策について講演いただきました。
 
 
茨城県赤十字血液センター
武井課長
茨城県赤十字血液センター
谷川課長
対話集会の様子 

 次の講演では、「看護職員の夜勤・交代制勤務のガイドライン」について小林 司氏(連合総合政策局生活福祉局部長)が話しをされ、「厳しい勤務環境にある看護職員の働き方について、勤務上の負担、交代制の概要、他業種・通常の日勤者との比較、調査から明らかになった実態等から、夜勤・交代制勤務の負担を軽減していくためのガイドラインを策定しました。看護職員の雇用と生活の質の改善を図り、看護人材の確保に努めましょう」と訴えました。

その後、看護師の方を中心に対話集会が行われ、それぞれの病院で働く看護師さんから職場での厳しい実態報告がなされ、改善策などについて話し合われました。
 学習会は最後に、医福労連・山田康裕副議長(電機連合)から、「夜勤・交代制勤務の問題は職場に根ざしています。今回ガイドラインが示されましたが、現実とのギャップは大きい。夜勤免除制度の弊害も指摘されるなか看護師の皆さんは限界ぎりぎりのところで医療を支えています。友好議員や、行政からのサポートが重要だと思いますし、労働組合としても制度の改善要求・提言をしていかなければなりません。本学習会のような場を多く作って環境改善に努めましょう」と締めくくり、閉会となりました。




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 「男女平等月間」の取り組みに対する茨城労働局への要請



 連合は、職場・家庭・地域における男女平等参画の重要性について組織内の合意形成をはかり、
男女平等推進への機運を高めるため、6月を「男女平等月間」と設定し、テーマを掲げ男女平等の
職場・社会づくりに向けた取り組みを行っております。
 具体的な取り組みの一つとして、茨城労働局に対し、「働く女性の活躍促進」に関する要請を行い、
女性が就業を継続し、活躍できる環境整備に向けた対策について、積極的な取り組みを求めました。
 要請書はこちらからご覧ください。→

 

 1.日 時 2014年6月3日(火) 10:00~
 2.場 所 茨城労働局・雇用均等室長室
 3.対応者 <労働局>
         井上 礼子 雇用均等室長
         辺田 幸子 雇用均等室長補佐
         関  英之 企画室長補佐
       <連合茨城>
         日下部好美 事務局長
         佐藤 昭雄 副事務局長
   要請書を連合茨城 日下部事務局長(右)から、
   労働局 井上雇用均等室長(左)へ手渡す