連合茨城ニュース
   更新日
   2011.12.15


連合茨城医福労連第15回定期総会
 

 12月8日(木)午後1時30分から、
茨城県労働福祉会館大会議室において、連合茨城医福労連第15回定期総会が開催されました。

   
 新役員の皆さん  学習会の様子

 総会には関係するヘルスケア労協、電機連合、自治労から約50名が参加し、2011年度経過報告と会計報告、2012年度活動方針(案)と予算(案)について承認、決定されました。また、舘野議長をはじめとした10名の新年度役員体制も確認されました。 
 総会後の学習会はヘルスケア労協事務局長 村山正栄氏を招き、「日本の現状と医療・介護の現場は?」と言うテーマで講演いただきました。 村山氏は、「貧困と格差社会が大きな社会問題になるなか、社会保障費削減などにより、多くの病院は経営不安定状況が続き、医療崩壊の危機にさらされている。大事なことは、今医療・介護の現場で働く私たちが、先ずは実際現場で何が起こっているのか、積極的に声を出していくことだ。」と訴えました。


女性委員会第19回定期総会

 
12月2日(金)午後1時30分から、茨城県労働福祉会館大会議室において、連合茨城女性委員会第19回定期総会と学習会が開催されました。
 
   
 総会の様子  会場の様子
   
 参議院議員 郡司 彰 氏  退任&新任役員のみなさん

 
総会は、2011年度活動報告の後、2012年度活動方針として『①労働組合活動への女性参画促進、②雇用における男女平等確保の取り組みと母性保護の強化、③仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するための取り組み、④男女平等社会推進のための政策・制度要求の取り組み、⑤女性委員会の活動の充実』があげられました。
 その後質疑応答として、田村代議員(茨教組)から、「CSAを通しタイやラオスに送られた衣類のその後はどうなっているのか、特に今年はタイで大規模な洪水があり心配。」、と言う意見・質問に対し、執行部側からは「CSAのタイの倉庫は洪水の影響は受けていない。この活動は現地で大変感謝をされておりこれからも続けて欲しいと強い要望がある。連合茨城のHPや機関紙で今後の報告を載せるよう、女性委員会からも強く求めていきたい」」、と言う回答を受け全会一致で承認・決定し、最後に2012年度役員・幹事についても全会一致で決定されました。
 学習会は、講師に郡司彰参議院議員を迎え「民主党政権が直面する政治課題」と題した講演が行われました。講演で郡司議員は、現在国内外で起きている問題について、国会や議員はどう対応しているのか、分かり易くお話頂きました。TPPやFTAAPなどの用語の解説もユーモアを交えてお話頂き、会場に笑いがもれることもありました。楽しみながら、そして最後には政治や情勢を身近なものに感じ取れるようになった講演でした。




2012春季生活闘争学習会


 11月25日(金)午後1時30分~水戸京成ホテルにおいて、組合員115名が参加し2012春季生活闘争学習会が開催されました。

   
連合茨城児島会長挨拶  東京大学社会科学研究所教授 中村 圭介氏 
   
学習会の様子   連合本部 総合労働局 須田 孝 局長

 学習会は最初に、基調講演として、東京大学社会科学研究所教授 中村圭介氏から「壁を壊す!非正規労働者組織化の必要性」というタイトルで、お話頂きました。
“非正規労働者は組織内でお客様ではなく一緒に行動を起こす仲間たちであり、労働組合には「自分たちのために入ってもらう」、と言う考え方で、また組合費は活動に必要な費用として話し、メリット論からは入らない”など、非正規労働者の組織化に対する壁をなくしていくと言う考えを述べられました。
 引き続き、連合本部 総合労働局・須田 孝 局長から、2012春季生活闘争方針(案)について、震災の影響で途中になってしまった2011春闘と同じ取り組みであり、賃金をはじめとする労働条件の引き上げや、未組織労働者や非正規労働者も含む全ての労働者の処遇改善の取り組みをめざすとした説明をされました。
 またそれを受け、連合茨城・圷副事務局長から、連合茨城「2012春季生活闘争基本構想」の説明があり、今後の取り組みに活かすこととしました。


茨城県知事との政策懇談会

 11月24日(木)午後3時30分から、水戸京成ホテルにおいて、茨城県知事との政策懇談会が開催され、連合茨城からは、三役・政策担当執行委員・地域協議会議長など19名、茨城県からは茨城県知事をはじめ、関係部署の部長・課長8名が出席しました。
 懇談会では、テーマ①医師不足等の解消と地域医療の充実について(鈴木博久副会長)、②子どもたちの安全・安心を守る取り組みについて(高野副会長)③農業の6次産業化の推進について(赤上中央地協議長)④北関東自動車道を活用した観光支援について(鈴木正俊副会長)、の4つのテーマについて意見提起を行い、県の考え方と今後の取り組みについて説明をいただきました。
   
橋本県知事 質問する連合茨城 児島会長
   
意見提起する鈴木正俊副会長   会場の様子