更新日 2011.11.22 |
連合茨城青年委員会第19回定期総会・学習会開催 11月15日(火)午後1時30分から、茨城県労働福祉会館大会議室において、連合茨城青年委員会第19回定期総会と学習会が開催されました。
総会は、2011年度活動報告の後、2012年度活動方針として『①組織の強化と青年委員会の確立、②生活向上と雇用安定をめざした取り組み、③青年組合員の連合運動に対する理解を深める活動、④社会・平和活動の推進、⑤女性委員会との連携強化』があげられました。 その後質疑応答として、大内代議員(電機連合)から、「中央メーデーについて、震災の影響もあり一部自粛した形での開催ではありましたが、やはりやや物足りない印象をうけたので、今後は青年委員会でも積極的にかかわって行きたい」、と言う意見に対し、執行部側からは「今年は震災復興に重点をおいた取組みにしましたが、来年度以降は例年通り開催する予定ですので、青年委員会もしっかりと取り組んでいきたい」、また稲見代議員(自動車総連)から、「体験学習に一般の組合員も参加できるようにするなど単組間や構成組織間の交流を深められるような行事や運動があればいいのでは」と言う意見に対し、執行部からは「今年か来年か分かりませんが青年委員会主催のスポーツ交流等を幹事会の中で検討していきたい」と言う回答を受け全会一致で承認・決定し、最後に2011年度役員・幹事についても全会一致で決定されました。 学習会は、講師に㈱レーベン企画代表取締役山本秀俊氏を迎え「労働組合と政治の関係」と題した講演が行われました。講演で山本氏はアメリカの労働組合のしたたかさ、政治と選挙との出会い、いろいろな春闘の形、などお話頂き「政治をもっと身近なものに、政治家との距離感、労働組合と組合員との距離感、市民との距離感、などすべての距離感をつめてもらいたい」と語って講演を締めくくりました。 2011「列島クリーンキャンペーン」 9月から10月(一部11月)を取り組みゾーンとして、環境保全とボランティア活動の一環として地域協議会が主体となって「列島クリーンキャンペーン」を展開しました。この活動は連合が地球環境保全のために取り組んでいる、地球温暖化防止を中心とした「エコライフ21」に連携した取り組みです。
10月30日(日)午後3時から、桜川市・大和ふれあいセンター「シトラス」において、連合茨城医福労連傘下(電機連合・自治労・ヘルスケア労協)の役員・組合員、一般市民など約350名が参加して開催されました。今回は、県西地域に計画されている「新中核病院」の建設推進に向け、計画の内容や今後の課題について、地域住民も参加して認識を共有する場として開催されました。最初に、舘野議長(ヘルスケア労協)が「茨城は全国でも医療サービスが低位にあり、特に県西地域は救急病院が少なく市民の皆さんは大きな不安を抱えている。このフォーラムを機に、早期に建設が実現するよう協力をお願いしたい」とあいさつをされました。 今回の医療フォーラムは、初めて一般の方も参加対象として開催をし、幅広い活発な意見交換を行うことができました。政策・制度実現という連合の重要な取り組みを踏まえ、今後も連合の存在価値を高めつつ、多くの県民・市民を巻き込んだ幅広い活動を展開していきたいと思います。 2011年 連合茨城青年委員会 「環境フェスタ」開催 <北山国有林での間伐作業>
<北山公園でのバーベキュー>
連合茨城第19回定期大会開催 ~復興・再生に全力を尽くし、「働くことを軸とする安全社会」につなげよう~ 10月26日(水)10時から水戸京成ホテルにおいて、代議員、女性代議員、特別代議員、傍聴者、執行部、来賓などあわせて約230名出席のもと、連合茨城第19回定期大会が開催されました。 来賓として、連合本部・菅谷副事務局長、茨城県・橋本知事、茨城労働局・鬼丸局長、民主党県連・郡司会長、社民党県連・井坂代表、各労働福祉団体の代表、茨城県高齢退職者連合をお招きし、激励のご挨拶をいただきました。 連合茨城・児島会長 大会の様子 児島会長からは、東日本大震災で被災された皆様へお見舞いの言葉と共に、亡くなられた方々に哀悼の意を表されました。茨城県内での支援の他、岩手県へもボランティアを派遣して復旧・復興について人力を注ぐとともに、茨城県へ3月末に300万円、9月29日に500万円を寄付の報告をされました。 今後の取り組み方については、①「1000万連合」実現に向けた組織強化・拡大、連帯活動②暮らしの安心と社会的公正を確立する政策・制度③格差是正、労働条件の向上、ワークルールの確立「ディーセントワーク」の実現に向けた春闘の強化④政策実現に向けた政治活動の強化⑤労働組合の役割と社会的責任を踏まえた、地域社会との連携、としたうえで、最後に「今後も"労働を軸とした安心社会"を目指すとともに、全ての組合員の幸せを追求して活動の前進を図る。」と決意が述べられました。 大会の様子 組織拡大に貢献した組織の表彰 大会は、議長団に大和田代議員(JP労組)、井上代議員(UIゼンセン)を選出し、午前中は2011年度の一般活動経過報告、諸会計決算報告および監査報告があり、質疑討論が行われました。芝内代議員(電力総連)より震災関係のおわびとお礼、片見代議員(県南地協)から質問・要望がありましたが、執行部の回答を受け、全会一致で承認・決定がなされました。その後新規加盟8組合の紹介・記念品贈呈が行われました。 午後は、2012~2013年度活動方針【前期】(案)、2012年度諸会計予算(案)について審議しました。その後の質疑討論で、伊賀代議員(JR総連)から震災関連のお礼がありました。執行部の回答を受け、全会一致で承認・決定がなされました。 その後、連合茨城役員交代と選出、今回から始まった表彰基準に基づく表彰(組織拡に貢献した組織)、退任役員のあいさつ、そして大会の最後に、「ディーセントワークの実現を求める特別決議」と「大会宣言」をそれぞれ採択し、閉会しました。 |