連合茨城ニュース
   更新日
   2011.9.22

「2011平和行動in根室」

 9月9日~12日の4日間、連合主催の「2011 平和行動in根室」が開催され、連合茨城より18名参加しました。   

10日(土)は300名規模の「北方四島シンポジウム」(根室市総合文化会館)、その後北方四島交流センターにおいて学習会、11日(日)は1,500名と大規模な「2011平和ノサップ集会」に参加して、納沙布岬・望郷の岬公園において北方領土問題について改めて考えました。

「北方四島シンポジウム」
       
         連合 南雲事務局長 主催者挨拶
     講演「元島民の訴え」 色丹島出身 得能宏 氏
                     
        シンポジウムの模様                        参加者の方々


「2011平和ノサップ集会」
       
         南雲事務局長 挨拶
        各連合一体となって四島一括返還を訴える

   
         連合全員での集合写真
             連合茨城で参加の皆さん

<平和行動in根室に参加して>
                                              連合茨城女性委員会

 9月9日~12日の4日間で「平和行動in根室」に参加しました。連合茨城からは女性1人だけの参加であり、初対面の人たちばかりだったので、最初はとても不安でした。しかし、北方領土問題について共有し、交流を深めることによって参加者の皆さんと 仲良くなることができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
 
北方領土問題に関しては、学校の授業でちょっと習った、という程度の知識しか無く、他人事のように考えていました。しかし、『北方四島シンポジウム』や『2011平和ノサップ集会』において、「故郷が目と鼻の先にあるのに帰ることが出来ない」、「66年間も故郷を思い納沙布岬から島を眺めている」という元島民の方が1日でも早く島に帰れるように日本国民みんなで考え、返還運動を積極的にすべきだと感じました。
 今回の平和行動に参加して、北方領土の問題の深刻さを改めて認識することが出来ました。そして、この集会に参加しなければ知り合うことがなかったら人たちと出会うことができて、とても貴重な経験が出来たと思います。



東日本大震災「連合救援ボランティア」

  8月27日から9月4日までの8日間、岩手県陸前高田市の復興支援に向けた連合救援ボランティアに、連合茨城から篠塚副事務局長・宮下中央地協事務局長(ベースキャンプ)、圷副事務局長・佐川組織部長(ボランティアセンター)、の4名が参加をしました。

 今回は、連合のボランティア参加者の宿舎となった一関市・大東ベースキャンプの運営ならびに陸前高田市災害ボランティアセンターの運営スタッフとして活動を行いました。
 ベースキャンプでは食事の手配、館内の清掃、用具の手入れ等、参加者の生活全般にわたる世話役活動を展開しました。また、ボランティアセンターでは、資材班を担当し、全国からの一般ボランティアの方々への道具の貸し出しとメンテ、作業現場への物資搬送等を行いました。
陸前高田市は、大津波によって多くの死者・行方不明者を出し、また街は建物がほとんど倒壊するなど壊滅的な状況であり、復興には相当の時間が要するものと思います。
私たちもこの状況を重く受け止め、継続した支援を行っていくこととします。

 なお、連合ボランティアには関東ブロック派遣として、茨城からも各構成組織の役員・組合員のみなさんが参加をしています。


    
           
            あちこちに積み重なる瓦礫の山。 重機や人と比べると相当の高さなのが分かります



             

              
陸前高田市の震災復興のシンボル 「奇跡の一本松」

    
津波により押しつぶされた車  道路をふさぐ大型の船


     
 水路の泥のかき出し作業
連日たくさんの方が集まるボランティアの拠点
「陸前高田ボランティアセンター」