茨城県知事との政策懇談会開催
7月22日(金)午後3時から水戸市・三の丸ホテルにおいて、連合茨城と茨城県知事との政策懇談会が開催されました。連合茨城から三役・政策担当執行委員・地協議長19名、茨城県から知事をはじめ商工労働部長や関係部課長13名が出席しました。
冒頭、児島会長は挨拶で、大震災における連合の取り組みを説明し、「茨城県は目立たないながらも被害額が2.5兆円になると言われている。道路、橋梁など復旧が急務であり、労働界全体で県の復旧・復興を支えていくことを約束した上で、県のこれまでの対応や今後の取り組みを伺いたい。」と述べました。
引き続き連合茨城から、震災復興への対応にあたり、①インフラ整備について、②風評被害対策について、③東海第二原発の安全対策等について、④節電対策について、⑤東日本大震災を踏まえた今後の県づくりについて意見提起を行い、最後に茨城の将来を見据えた“今後の財政運営について”考え方を質問し、意見交換を行いました。
茨城県・橋本知事 連合茨城・児島会長
「インフラ整備について」質問する 「風評被害対策について」質問する 「東海第二原発の安全対策等について」
横山副会長(基幹労連) 佐藤副会長(UIゼンセン同盟) 質問する宮永委員長(情報労連)
「節電対策について」質問する 「東日本大震災を踏まえた今後の県づくりについて」 「今後の財政運営について」質問する
樋口県西地協議長(基幹労連) 質問する渡邊副会長(私鉄総連) 海老原県南地協議長(自治労)
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連合茨城女性委員会が職場交流開催!
~ 京成ホテル労組と意見交換&ワインセミナー ~
毎年取り組んでいる、連合茨城女性委員会職場交流が、女性委員会役員ならびに連合茨城事務局から9名が参加をし、7月21日(木)に開催されました。
今年度は、東日本大震災の影響で一時営業を休止せざるを得なくなる等、管内設備に被害を受けた水戸京成ホテルにおいて、労組との意見交換やワインセミナーを行いました。
最初に、京成ホテル労組との意見交換を行い、菊池明委員長から①震災の被害状況、②ホテルの業務体制・内容、③雇用・賃金をはじめとした労働条件、④労組の課題等について説明を受け、ホテル内における職場の状況や労組の活動について理解することができました。また、話の中で菊池委員長は、今回の震災で大変厳しい状況を強いられたが、雇用は100%守れたことについては、労組として何よりも良かったと笑顔で話されました。
京成ホテル労組・菊池委員長 意見交換の様子 小口弘之営業本部長
参加した女性委員会のメンバーは、普段表からは見えない業務内容や職場の状況について、あらためて認識するとともに、特に菊池委員長は洋食担当のシェフであることから、厨房の業務や苦労話、職人としての後継者育成などの話について興味深く聞き入っていました。
意見交換に続き、県内で最初にソムリエの資格を取得した、水戸京成ホテル・小口弘之営業本部長に講師をお願いし、ワインセミナーを行いました。
種類には赤、白、ロゼ、スパークリング、また原産国もフランス、イタリア、ドイツ、チリ等、多種多様なワインが日本国内に流通しているが、それぞれの歴史や風味の特徴、ワインの表現の仕方や楽しみ方、レストランでの楽しみ方等について、あまり知識のない参加者にも分かりやすく、ユーモアを交えながら講義をしていただきました。また、ワインと食材の相性についても話があり、マスキング効果(臭味取り)がある食材の組み合わせなどについても話があり、参加者は想像もしていなかった食材の組み合わせに驚きながらも、新たな知識を得ることができ、大変有意義なセミナーとなりました。
ワインセミナーの様子
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第2回 連合茨城・中央地協合同 東日本大震災義援金カンパ活動
7月11日(月)午後5時30分から水戸駅北口・南口において、連合茨城と中央地協合同で、2回目となる東日本大震災義援金カンパ活動を行いました。
大震災から4ヶ月が過ぎましたが、未だに避難所で生活している方もたくさんいます。
震災後は、多くの団体・組織が募金活動をしていますので、既にカンパされた方も多く関心も薄れる中、今回のカンパ活動でも1時間余りの短い時間で54,048円のご協力をいただくことができました。避難生活を余儀なくされている方々が日常生活を取り戻すため、少しでもお役に立てればと思います。
御協力いただいた皆様に感謝致します。
水 戸 駅 南 口 の 様 子
水 戸 駅 北 口 の 様 子
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連合 東日本大震災救援ボランティア
~ 関東ブロック第8次ボランティア派遣 ~
連合本部は、実働7日間のボランティアを岩手、宮城、福島の3県に派遣し、3月31日から6月30日までに3,631人が救援活動を展開しています。(福島は6月いっぱいで終了)
連合救援ニュース(クリックして下さい) ボランティアレポート(クリックして下さい)
関東ブロック第8次派遣団は、6月27日(月)から7月3日(日)、岩手県住田をベースキャンプに「陸前高田市」「大船渡市」において、支援物資の仕分けや移動、側溝清掃などを行いました。
< 参加者報告=連合茨城・佐川利夫=>
関東ブロック第8次派遣団39名は、6月27日~7月3日、岩手県住田をベースキャンプに救援活動を行いました。
初日は立根小学校体育館で支援物資の仕分けや移動作業を行い、生徒が体育館を使用できるスペースを作りました。二日目は大船渡市野々田埠頭の仮設ホワイトテントに運び込まれた支援物資の仕分け作業を行いました。物資は、冬物衣類が殆どで、多くのダンボールに「残念」と書かれていました。市役所の職員の方にその意味を聞くと「古着」ということだそうで、古着は使い道がなく、市で処分するとのことでした。三日目の午前中は公民館で山積みされている毛布の仕分けで、新品は箱詰めして保管、中古で汚れがあるものは廃棄物というように分別して、新たな物資の受け入れスペースを確保しました。午後は大船渡市総合スポーツ施設予定の場所に建てられた仮設住宅(約300世帯)に生活用品の搬入を行いました。四日目は個人マンションの外側の瓦礫や土石等の後片付けを行い、その中には子供と撮ったプリクラや結婚写真、電車のおもちゃやぬいぐるみもありました。最終日は側溝清掃作業で、土曜日だったこともあり、他のボランティアが大勢いました。合同で、側溝のフタ外し、泥かき出し、汚水の除去作業を行いました。私はテレビで津波の様子を見ていましたが、実際に現地へ行き想像を絶する光景を目の当たりにして、改めて津波の恐ろしさを感じました。
連合救援ボランティアのみなさん 元住田町立五葉小学校体育館で寝泊まり
公民館での支援物資の仕分けと移動作業
津波被害の大きかった岩手県・陸前高田市の6月30日の様子
マンションの外に瓦礫がたくさん積まれていました 大船渡駅:線路も土砂で埋まっています
側溝の清掃作業 思い出が詰まった写真
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